商品一覧


この食材の生産者


食材を知る



鶏肉
鶏肉の主な部位は5つに分けられます。それぞれに特徴がありますが、どの部位も食べやすく、さまざまな料理に幅広く利用できます。手ごろな価格で普段のおかずに利用価値が高いのは若鶏(ブロイラー)です。柔らかく、クセのない味なので、しっかりした味付けや、香辛料をきかせるとおいしくいただけます。地鶏(銘柄鶏)は価格は高めですが、豊かな風味と歯ごたえがあります。鶏肉本来の味を楽しむシンプルな料理に向いています。内臓は比較的クセがなく使いやすいのですが、鮮度が命なので、調理は手早くが肝心です。
鶏肉の部位

むね
柔らかくて脂肪が少なく、味は淡白でどんな料理にもなじみやすい部位です。油との相性がよいので、から揚げやフライにしたり、チーズやベーコンと組み合わせてコクを添えるとおいしくいただけます。焼き物や炒め物にも適しています。
ささみ
胸骨に沿って1本ずつ2本ある、笹の葉形の部位で低脂肪で肉質は柔らかく、あっさりと淡白な味です。茹でたり蒸してサラダや和え物にします。新鮮な物は刺身や霜降りにして、わさびじょうゆでいただくのもおすすめです。
手羽(手羽元、手羽先、手羽中)
「手羽元」と「手羽先」に分けられ、手羽先の先端を除いたものが「手羽中」。ゼラチン質で脂肪が多く、コクがあります。水炊きやカレーなど、じっくり煮込むと骨から旨みが出ます。揚げ物や焼き物にも向いています。
もも
むね肉に比べて肉質は硬めですが、タンパク質や脂肪が多く、味にコクがあります。照り焼き、ロースト、フライ、から揚げ、カレーなどに適しています。皮をフォークなどでつついてから調理すると味がよくしみ、焼き縮みも防げます。
皮
脂肪が多く、柔らかで濃厚な味です。皮の下にある黄色い脂肪を除いてさっと茹で、冷水にとって余分な脂やアクを除いてから使います。網焼きやから揚げ、炒め物や和え物、煮こごりなどに適しています。
内臓の部位

せせり
首の筋肉部分で、一羽からわずかしかとれない希少な部位。もも肉よりも脂身が多くて食感に弾力があり、噛めば噛むほど肉汁が出てくる味わい深い部位です。塩焼きがおすすめです。
軟骨
胸骨の先端の比較的柔らかい部位。「やげん」と呼ばれる胸軟骨、「げんこつ」と呼ばれる膝軟骨などがあります。コリコリとした食感が特徴で、塩焼きやから揚げがおすすめです。
ハツ(心臓)
心臓部分。心筋から構成され、組織が細やかで独特の歯ざわりがあります。タンパク質や脂質に富み、ビタミンAや鉄も含まれます。塩焼き、揚げ物、炒め物などに適しています。
砂肝
胃袋の筋肉部分。タンパク質、ビタミンB2、鉄を含み、脂肪はほとんどありません。コリコリとした独特の食感が人気。串焼きにするほか、茹でて和え物にしたり、から揚げ、炒め物、煮物にも適しています。
レバー(肝臓)
肝臓部分。脂肪が少なく高タンパクで、ビタミンA、B1、B2、鉄を含みます。串焼きや煮物、揚げ物、炒め物、レバーペーストなどに向いています。香辛料や香味野菜をきかせると特有のクセがやわらぎます。
ボンジリ
尾骨の周りの肉で、周囲を脂肪のかたまりが覆っているほんのわずかしかとれない部位。ぼんぼち、さんかくとも呼ばれます。脂がのってジューシーで、とろけるような口当たりが人気。塩焼きやタレ焼きがおすすめです。