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豚肉
豚肉の主な部位は7つに分けられます。各部位の肉質に牛肉ほど大きな違いはなく、どの部位も料理の範囲が広いのが特徴です。たんぱく質やビタミンB1が多く、脂質には不飽和脂肪酸が含まれています。豚肉の脂身は口の中の温度でも溶けるので、冷しゃぶなどの冷たい調理にも向きます。
豚1頭(110kg)からとれる食肉部位(精肉部分)は約50kgと、体重の半分程度になります。韓国料理や沖縄料理などの人気から、最近ではミミやトンソクなども注目されています。
豚肉の部位

ミミ
皮と軟骨が主成分でコリコリとした触感が特徴で、コラーゲンやカルシウムを含み、美容・健康への期待から人気が高まっています。ミミガーとも呼ばれ、沖縄料理には欠かせません。和え物や酢の物に適しています。
かたロース
豚肉には珍しく、赤身の中に脂肪が網目状に広がり、ロースよりコクのある濃厚な味が楽しめます。とんかつ、生姜焼、煮豚、シチュー、炒め物など、和洋中のほとんどの料理に適しています。
かた
肉のきめはやや粗く、筋肉間に脂肪が多少あります。薄切りは焼肉や炒め物、こま切れは豚汁などに適しています。角切りにしてじっくり煮込むとコラーゲンがゼラチン化して柔らかくなります。
ロース
外側にほど良く脂肪がついた、ヒレと並ぶ最上の部位できめ細かさと脂身のおいしさが持ち味です。とんかつやポークソテーに最適です。筋切りをすると加熱したとき肉が縮まず、火が均一に通ります。
ヒレ
1頭からとれるのは1kgだけという貴重な部位で豚肉の中では最もきめが細かく柔らかです。脂肪分も、ももに並んで少なく、上品で淡白な味で、かつやソテー、串揚げなど、油を使った料理に適しています。
もも
脂肪が少なくきめが細かい赤身肉です。タンパク質、ビタミンB1が多く含まれています。ブロック、切り身、角切り、薄切り、挽き肉と利用範囲が広いのが特徴です。炒め物、煮込み、ローストポークなどに適しています。
そともも
肉のきめはやや粗く、肉色は若干濃いめの赤身肉です。薄切りや角切りなど適当にカットして、煮込みやローストポーク、炒め物などに利用されます。
バラ
赤身と脂身が三層になった、いわゆる三枚肉です。骨つきのものがスペアリブです。風味とコクにすぐれ、ベーコンになる部位としても知られています。角切りにしたものは角煮、シチュー、酢豚に、薄切りは炒め物や豚汁などに適しています。
トンソク
沖縄、台湾、韓国料理などでおなじみの豚の脚先部分です。ほとんどがゼラチン質で、長時間加熱するほどにトロリとした舌ざわりになります。茹でて辛子酢みそや酢じょうゆをつけたり、甘辛味の煮物にするのが定番です。